広い花壇を持っていたらぜひ育てたい向日葵

向日葵といえば夏の風物詩ですが、暖かい地域では冬の風物詩としても扱われることがあります。環境さえ良ければ向日葵は冬でも育つ植物です。さすがに雪の降る地域などでは栽培が難しいですが。

向日葵は観賞用だけではなく、種子を食用にしたり食油としても使用されています。放射能を養分とするという説が一時期流行っていましたが現在では否定されています。太い茎と大輪が魅力で、品種によっては生長すると三メートル以上にもなります。

土の量が多ければ多いほど立派な花を咲かします。プランターや鉢植えでも楽しめるミニサイズの品種もあるのでどうしても庭に向日葵を育てるスペースが無ければ室内でミニサイズの向日葵で我慢しましょう。サイズが小さいとはいっても立派な花を咲かします。

向日葵の生育法を解説しますと、まず苗を取り扱っている店は稀だと思うので種から育てましょう。生長が早く、どんどん大きくなっていくので見応えがあります。市販の種子の他に、ペットの餌として販売されている種も発芽率が高いので自宅にペット用の向日葵の種子があればそれを育ててみるのも良いかもしれません。ただ、様々な品種の種が混ざっているうえたまに向日葵以外の種子も混入しているので何が芽を出すかはわかりません。ごくミニサイズの向日葵や背丈が二メートル以上の大輪種が育つ可能性もあるので注意してください。種まきは夕方に行うと良いです。植物は地植えする場合も最初はポットで育てることが多いですが、向日葵の場合は植え替えをせず直接地面にまいてしまって構いません。向日葵は太い根が一本、土の奥まで根付くものでこの根が傷つくと弱ってしまいます。なので植え替えは避けましょう。

日当たりの良い環境で育て、水やりは朝晩の二回行います。乾燥に強い植物ではありますが向日葵は水が好きな植物で、一日水やりを忘れると痛々しいくらいしおれてしまいます。種子は発芽するまで一週間程度要しますがその後はすくすく育ちます。ある程度背が伸びてきたら支柱で支えてやりましょう。

向日葵は追肥しなくとも大丈夫ですが大きく育てたいならこまめに少ない量を与えてあげましょう。背丈が十センチほどになってから、一~二週間に一回程度追肥してやります。多めに肥料を与えと逆に弱ってしまいますので無理に追肥する必要はありません。

やがて花を咲かし始めますが、最初は小さく花を開きます。初心者の人は小さい花輪を見て肩を落とすでしょうが、もうしばらくすると一回り大きくなるので安心してください。豆知識ですが、ひまわりの花は一見すると大きな花が一輪咲いているように見えますが実は小さな花が密集して咲いたものです。花が咲き終わると種をつくり始めますが、あまりにも花が大きいと重さで倒れそうになり見ていて危なっかしく感じることがあります。頑丈な支柱で支えてやると良いでしょう。種が黒くなってきたら中心部分と端部分の種を採ってみて、硬くなっていたら種を全て採取していいです。種はしっかり乾燥させて保存しましょう。

種が不必要であれば、捨てるより調理して食べてみるのも良いかもしれません。ただし自分で育てた植物の種なので当然ですが何かあっても誰も保証はしてくれません。