大木と人生を共に歩むためには?

最初はかわいらしい姿をしていた植物も、何年も大切に育てていくと自分を見下ろされるほどの大木になることがあります。観葉植物でポピュラーなガジュマルは数年経てば数メートルもの大きさになりますし、沖縄県名護市にあるひんぷんガジュマルは樹齢二百四十年以上(三百歳を過ぎているという見方もある)と言われ、高さは二十メートル近くにまで育っています。

あまりにも大きくなりすぎると室内で育てていた植物は外に地植えせざるを得なくなります。しかし、たとえば寒い地域に住んでいて、室内で温暖地域が原産の植物を育てていた場合、地植えさせるのは死出の旅に向かわせるようでかわいそうですよね。そんな時は植物の引取業者に依頼して引き取ってもらうという手があります。廃棄処分してもらうのではなく、園芸店などで商品として扱ってもらったりどこか良い環境に植えてくれると思います。(業者によってサービス内容が異なるのでよく調べてください)せっかく大きく育てた植物を手放してしまうのはもったいないですが、狭く厳しい環境で辛い思いをさせるのはかわいそうだと思いませんか?業者に依頼するより、ネットのオークションに出したり是非引き取りたいという人に譲る方法もあります。

地植えしている植物が何メートルもの高さの樹木になると、自分で管理するのは大変になると思います。また、枝の伸びや落葉の関係で近隣住民とのトラブルが起こる危険性もはらんできます。自分で管理できるならそれで良いですが、難しいなら業者に依頼しましょう。樹木といえるくらいに成長した植物は水やりなどの手を入れず生きていける代わりに、そうした別の面でコストがかかるようになります。地植えさせておくのは厳しいと思い処分しようにもそこでまたお金がかかったりするので大変です。育てている植物が手に負えなくなるほど大きく成長しそうであれば早めになんらかの手を打っておきましょう。といっても、実際に育てているうちはそこまで考えが及ばず、将来どのような問題が起きるか予測しづらいかもしれません。

育てている植物が最高でどのくらいまで成長するのか把握していない人も多いのではないでしょうか。自宅の環境をよく考え、何よりその植物について十分な知識を蓄えるようにしましょう。最適な生育環境はもちろんのことどのくらいまで成長するのか、寿命は何年なのかといったことまでしっかり把握しておく必要があります。よく知らずに育て始めたらいつか問題にぶち当たるでしょう。でも極端に大きな木になってしまうことは滅多に無いと思いますのであまり肩に力を入れなくても大丈夫です。

自宅の敷地が樹木を問題なく植えておける環境であれば、死ぬまで付きそうつもりでいつまでも大切にしてあげたいですね。趣味で育て始めた植物はひょっとしたら一生の友達になってくれるかもしれません。自分が亡くなった後もその木が身内やいろんな人に愛されるようになれば育てる側としてはこれほど嬉しいことは無いのではないでしょうか。